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チョット待ったその家づくり


建築業者を決める
   設計した図面どおりに施工できるレベルの高い建築業者に見積りを依頼します。大工さんのレベルが低い場合、関係者皆が困るばかりでなく、結局建て主さんも損をすることになります。

見積りをするには
   建物の全ての仕様を決めてからでないと見積もりはできません。
基礎の形状、屋根の種類、外壁、サッシ、床板、天井、台所セット、浴室、コンセントの数など仕上げに関する事柄と数量の全てを明記します。その書類を「仕上げ表」と言います。

住宅メーカーの見積りとは
   大手住宅メーカーの見積りの方法は、とても簡単です。
建て主の敷地範囲内のパターンをメーカーが決めた設計図案集から探し出します。あらかじめ決められている各部の仕上げパターンサンプルの中から、希望の部材を決めてから見積もりに入ります。
提出される見積書は30坪でも、100坪の住宅でも「一式○○○万円」という一枚の用紙でしかありません。
しかし、追加工事を頼むと明細が出てきます。しかも、我々プロが見ても驚くくらいの金額だったりします。
大手住宅メーカーも見積書の不透明さを指摘されはじめているようです。

中小工務店の見積りとは
   中小工務店では、部材原価を一つ一つ拾い単価を集計して、その減価に工務店経費を足して見積りをします。この場合、工務店の仕入れ努力によって部材購入原価が違ってくるので、見積り金額の差が出てきます。

合い見積りをする
   依頼する業者の候補を2〜3社にしぼり、設計図面を渡して各々の業者で見積りをしてもらうことを「合い見積り」と言います。各社、金額が違うと思うのでよく検討してください。

住宅設備機器はこんなにも安く購入できる
   当社では直接問屋から直接建材や住宅設備機器を仕入れて、住宅のローコスト化の努力をしております。

システムキッチン 定価の50〜60%
洗面台 定価の45〜58%
お尻洗浄器 定価の58〜60%
給湯器 定価の50〜55%
ユニットバス 定価の50〜55%(工事費込)
パーケットフロアー 定価の50%前後(相場により変動する)
完成品ドア (枠含む) 定価の38〜50%
木質建材 定価の50%前後
照明器具 定価の50〜58%
アルミサッシ 定価の50%前後(組み立て、ガラス搬入費込)
玄関ドア(アルミ製) 定価の50%前後
外壁サイディング 定価の52〜58%
エアコン 定価の48〜50%(商品のみ)
電化製品 定価の65%前後

以上はほんの一例です。当社のような小さな工務店でも、これだけ安く仕入れることができるのです。

見積書の項目の説明(工事別)
 
仮設工事 足場工事、養生、清掃、片付けなど
基礎工事 基礎コンクリート
木工事 大工手間と材木、建材など
屋根板金工事 屋根工事、雨どい、金属工事など
外装工事 外装工事
木製建具工事 屋内建具工事
鋼製建具工事 アルミサッシ、網戸、雨戸、戸袋、ガラス工事など
左官工事 外部吹き付け、和筆じゅらく壁、基礎刷毛引き仕上げなど
タイル工事 浴室、台所、玄関のタイル工事など
内装工事 壁、天井クロス工事、フローリング、クッションフロアー工事など
塗装工事 内外塗装工事など
電気工事 電灯、照明器具、コンセント、テレビ配管、アンテナ工事など
給水衛生設備工事 給排水工事、蛇口、シャワーセット、便器など
冷暖房工事 冷暖房機器配管工事、機器取付工事など
住宅設備機器工事 浴槽、台所セット、洗面台、給湯器などの備品など
家具工事 作りつけの家具など
畳工事 畳工事など
ガス工事 ガス配管、ガスコンセント、メーター工事など
解体工事 古屋の解体工事など
雑工事 防蟻工事などの雑工事
鉄骨工事 内外の鉄骨工事
諸経費 工務店の経費と利益など

   
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