| 電気のスイッチの高さは90pが理想 | 
           
          
             車椅子生活をしたことがある人は経験があるかと思いますが、スイッチが高いところにあって不便を感じたことがはないですか? 
            一般的な高さよりも少し下げた方が楽になると思います。 
            人によって異なりますが、高さ90p位が理想的な高さです。 
            また、スイッチのところにコンセントを一つ取り付けると何かあった時にとても便利です。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | ベッドまわりのコンセントは多めに配置する | 
           
          
            既設のコンセントだけでは数が少ないので、タコ足配線にしている人は多いでしょう。今は、携帯電話、普通の加入電話、扇風機、テレビ、CDプレーヤーなど身近に置いておくと便利なものばかりですが、それらを置くにはコンセントは相当な数が必要です。 
            これらのコンセントや、電話の端子はベッドの配置を十分に考えて、位置や高さを決めましょう。コンセントの高さも高めに付けた方が使いやすいです。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | 畳はやめてフロアーにする | 
           
          
             床材は掃除が楽で、耐久性のある材質を選びましょう。 
            車椅子生活になった場合は、畳では耐久性がないため劣化が早くなってしまいます。 
            寝室はフロアーにし、滑り止め機能があり、防水性がある材質が良いでしょう。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | 敷居の高さについて | 
           
          
             敷居はプラスマイナス0(段差なし)を理想とします。 
            段差が3mm以上ある場合は、たったほんの少しの高さでも車椅子で乗り越えるには大変な負担になってしまいます。 
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            | 風呂場の給湯器のスイッチについて | 
           
          
             最近の浴室には給湯器のリモコンがつきます。 
            リモコンを取り付ける前に、一度浴槽の中に入り、難なく手が届くところに取り付けましょう。一旦リモコンを取り付けると変更は聞かないのでよく考えましょう。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | 玄関の靴脱ぎ場 | 
           
          
             玄関の靴脱ぎ場は椅子を置きましょう。 
            足腰が弱くなり、かがみにくくなっても、椅子があれば安定した姿勢で楽に靴を脱ぎ履きできるので便利です。 
            高さ40cm、奥行40cm、幅60cm位の大きさで、座る部分にクッションがあれば、尚良いと思います。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | 分電板は低く | 
           
          
             一般的には、家の中にある分電板は高いところに配置してありますが、床から1m程度の高さにしましょう。すると、車椅子の方でも楽に操作できます。 
            小さな子供がいる場合には、感電に気をつけ、カバーなどをして触らないように気をつけましょう。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | ドアについて | 
           
          
             家の中の間仕切りドアは、引き戸がよいでしょう。 
            玄関のドアは、3本引きでアルミ製のものが使いやすいと思います。 
            引き戸の方が車椅子の方でもスムーズに出入りがしやすいのです。 
            普通のドアから、引き戸へのリフォームは面倒で手間がかかりますが、時間をかければ可能です。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | 押入れは3本引きに | 
           
          
             既存の押入れの扉は2枚ですが、これを3枚にすると開け口が2/3も開くようになります。布団の出し入れがとても楽で、体の負担も少なくなります。 
            また、あらかじめ収納するものを考えておけが、押入れの段を高めにするか、低めにするなどを決めておくと、さらに使いやすくなると思います。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | 隙間パッキン | 
           
          
              引き戸にすると、便利になる利点もありますがドアに比べると、どうしても隙間ができてしまいます。 
            その場合、隙間パッキンなどを上手に利用しましょう。開け閉めの時もパッキンが音を吸収し、隙間がなくなることにより寒さも軽減されます。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | 換気扇をつける | 
           
          
             各部屋に空調換気扇を取り付けると、部屋の中のよどんだ空気をきれいにします。冬は部屋の中が冷えなく、夏は涼しいのです。 
            尚、トイレにもぜひ取り付けたほうが良いでしょう。 
            普通の部屋には音の静かな空調換気扇、トイレには普通の換気扇をお勧めします。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | 廊下の照明 | 
           
          
             人が通るとセンサーで明かりがつくようにすると、夜中にトイレに行くときなどは便利です。 
            また、照明スイッチプレート(電気のスイッチ部分が点灯)にするとスイッチの場所が分かるので良いでしょう。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | トイレのリフォーム工事について | 
           
          
            @トイレのリフォーム工事は、キッチンと風呂場の次にお金のかかる工事です。 
             車椅子生活をしている人は、特に幅と奥行を広く取った方がよいです。 
             6尺×6尺は欲しいです。6尺×4.5尺でもギリギリで大丈夫でしょう。 
             (1尺≒303mm、4.5尺≒1363mm、6尺≒1818mm) 
             
            A手すりをつける時は、実際に使用する人が立ち会って、取り付け場所を指示  しましょう。予測で取り付けても微妙に位置が違うことが多く、無駄なビス穴を開 けることになってしまいます。 
             
            Bトイレの壁下地は、ビスがどこにでも留められるようにしておきましょう。 
             壁下地がないと、表に板を打ち付けてビスを打つので圧迫感があります。 
              
            C壁厚も上手に利用しましょう。 
             壁の厚みの部分を利用して、壁収納棚を設けるとでっぱりがなく、邪魔になりま せん。 
             また、水洗トイレの場合、一般的には便器の後方にタンクがあり、その上で手を 洗うようになっていますが、遠くて使いづらいので別に手洗い器をつけるのもよ いでしょう。手洗い器は壁収納の方が場所をとりません。 
             
            Dトイレの床材は、濡れても染みこまない材質が理想です。 
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